人が泳げる!? 川のプール”プロジェクト「Flussbad Berlin」

ベルリンでは、市内の中心に流れるシュプレー川を、自然の力で浄化して、人が泳げる「川のプール」にしようというプロジェクト「Flussbad Berlin」が進んでいます。

ベルリン市内の美術館島(Museum Sinsel)の南側に流れるシュプレー川は、水上交通が整っていなかったため、長らく放置されていました。そこを自然の濾過システムだけで浄化し、プールにしようというプロジェクトです。全長700メートル。完成すれば世界最大級の野外プールとなります。

歴史的な建物や街を背景に川で泳ぐ人の姿を映したビジュアルポスターも出来上がってきています。人が泳げる水なら、とても安全な水であるという点、その水は自分たちが住む街にあり、それを市民自身が証明しているようなプロジェクトだと思います。

資金調達や文化財保護などの課題もまだ含まれていますが、このようなプロジェクトを通して、ベルリンらしさ、今のベルリンをさまざまな角度から知ることができると思いました。


Flussbad Berlin プロジェクト

 

ごあいさつ

私たちクオンは、インターネットが目新しかった1996年から企業と顧客の関係構築に取り組み続けている会社です。サービスの要である「消費者コミュニティ」のアーキテクチャに、ヨーロッパ市民社会の成熟の源泉を組み込むため、またWWC(Worldwide Community)実現に向けた国際展開の一歩として、2015年よりベルリンに支局を置いています。
スタートアップの聖地として注目されるベルリンで目にする、人々の暮らしぶりや大切にしている想いには、サービスだけでなく、私たちの生活を豊かにしてくれるヒントや輝きが溢れています。このブログでは、その一部をみなさまへお届けします。
※タイトルにある「Kiez」は、街独自の雰囲気を残した小規模な区分のこと。「お気に入りのご近所」「好きなお店があるエリア」など、愛着を込めた表現として日常的に使われます。

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