コミュニティガーデン

ベルリン市内には、コミュニティガーデンというスペースがあります。
冒頭の写真は、prinzessinnengartenコミュニティガーデンで開催された蜂蜜のセールの様子です。

アーバンガーデニングの運動は他の都市でも以前から広がりがありますが、ベルリンでもそれは顕著です。都会の中の空き地に、希望者が友人や家族単位でスペースを借り、週末や時間のあるときに簡単な農作業をしたり、イベントを開催したり、野外活動や、別荘のように利用する場所もあります。

もともとは、忘れられそうになっていた空き地をボランティアが中心となって復興させるための活動でしたが、今では気軽に立ち寄ることのできる、公園以上、商店以下のようなコミュニティスペースとしても機能しています。

夏は夜8時から9時でも十分に明るいベルリンでは、仕事かえりに少し立ち寄ったりする憩いの場所にもなっています。午後には、子供を遊ばせながらお母さんたちはゆっくりとおしゃべりする光景もよく見かけます。

上の蜂蜜のセールでは、どこでどんな人がどんな経緯で養蜂している蜂蜜なのかなどを直接対面で話を聞くことができます。この日は数十の養蜂家が集まっていました。こうしたスペースを通して、また一味違った時間を過ごすのもまた、ベルリンライフの醍醐味です。

コミュニティガーデン内の ゲーム・書籍・展示エリア

prinzessinnengarten コミュニティガーデンの菜園エリア一角

ベルリン市内のコミュニティガーデン

ごあいさつ

私たちクオンは、インターネットが目新しかった1996年から企業と顧客の関係構築に取り組み続けている会社です。サービスの要である「消費者コミュニティ」のアーキテクチャに、ヨーロッパ市民社会の成熟の源泉を組み込むため、またWWC(Worldwide Community)実現に向けた国際展開の一歩として、2015年よりベルリンに支局を置いています。
スタートアップの聖地として注目されるベルリンで目にする、人々の暮らしぶりや大切にしている想いには、サービスだけでなく、私たちの生活を豊かにしてくれるヒントや輝きが溢れています。このブログでは、その一部をみなさまへお届けします。
※タイトルにある「Kiez」は、街独自の雰囲気を残した小規模な区分のこと。「お気に入りのご近所」「好きなお店があるエリア」など、愛着を込めた表現として日常的に使われます。

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