ベルリンでは、8月が近づいてくると、徐々に街の中に目を引くポスターが貼られ始め、ああ、夏のピークももうすぐだなぁと、実感するひとときがあります。
それが年に一度開催される「Long Night of Museum」です。
今では、世界各国で開催されるようになったナイトミュージアムですが、もともとは1997年にベルリンから始まりました。ベルリンでの開催は今年20周年を迎え、夏のイベントとしては欠かせない存在になっています。
チケットを一枚購入すると、夕方5時から夜中2時までの間、この日に提携する美術館やギャラリー、イベント会場など全てのスペースに自由に出入りすることができます。また、時間内は、このチケットで公共交通機関にも自由に乗り降りすることができます。
少し遅めの夜10時から参加してみましたが、夜中でも、カップルや家族連れなど多くの人でまだまだ賑わっていて驚きました。ベルリンの夏は楽しいイベントがたくさんありますが、この日だけはみんなで美術館で夜更かし!という、すごくユニークな体験でとても面白かったです。