ラジオ番組「企業の遺伝⼦」 2019.09.02

ラジオ「企業の遺伝子」Vol.231放送スタートしました(ゲスト:スリーエムジャパン株式会社 山口正宏氏・第2週目)

当社代表 武田隆がパーソナリティを務めるFMラジオプログラム「企業の遺伝子」、スリーエムジャパン株式会社 山口正宏氏をゲストにお迎えした第2週目の放送がスタートしました。

今回は、スリーエムが生んだヒット商品ついて伺いました。

スリーエムには知られざる世界初の製品がいくつかありますが、その一つがスコッチセロファンテープ。ある業者が冷凍庫の湿気が製品に悪影響を及ぼしてしまうという課題に直面していました。そこで湿気から製品を守るために耐水性を持った包装を密閉するのに適した材料を探すべく、マスキングテープで実績をもつスリーエムに相談にきたのです。

その後、製品化に成功しますが売れ行きに伸び悩んでしまいます。折しもアメリカ経済は世界恐慌の只中。これまで大量消費の傾向にあった市民は一気に節約ムードに一転。そこで、スコッチセロファンテープを使って、敗れた紙類や玩具を補修するための文房具として、また物と物と繋ぐための包装材として、なくてはならないアイテムとして市場を広げていきます。

こうしたヒット商品開発の裏には、創業当時から脈々と受け継がれている「スリーエムの仕組みの良さ」が寄与しているのでは、と山口さん。具体的に「ブートレッキング」や「テクフォーラム」といった仕組みにあると言いますが、一体どのようなものなのでしょうか?
 

■山口正宏(やまぐち・まさひろ)さん
スリーエム ジャパン株式会社 執行役員 セーフティ& インダストリアルビジネス担当
宮崎県出身。明治学院大学を卒業後、1990年に住友スリーエム株式会社※ 電気製品事業部入社。2004年アジア地域の通信マーケット事業部のビジネスデベロップメントマネージャーを経て、2008年通信マーケット事業部の事業部長、2011年安全衛生製品事業部の事業部長を歴任。2016年に執行役員に就任ののち、現在はスリーエム ジャパンの最も重要な事業部の一つであるセーフティ&インダストリアルビジネス担当 執行役員として、より日本のお客さまの視点に寄り添ったビジネスを推進している。趣味はドライブ 読書 楽器演奏。
*2014年9月にスリーエム ジャパンに社名変更


「企業の遺伝子」は、当社代表 武田隆と知花くららさんが、さまざまな企業のキーパーソンをお招きし、お話を伺うことで、企業の遺伝子を探るFMラジオプログラムです。

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