ラジオ番組「企業の遺伝⼦」 2018.12.24

ラジオ「企業の遺伝子」Vol.195放送スタートしました(ゲスト:ピップ株式会社 松浦由治氏・第2週目)

当社代表 武田隆がパーソナリティを務めるFMラジオプログラム「企業の遺伝子」、ピップ株式会社 松浦由治氏をゲストにお迎えした第2週目の放送がスタートしました。

今回はピップの転機について伺いました。

2018年で創業110年を迎えるピップは、どのような転機を迎え、乗り越えてきたのでしょうか。それは1961年に出版された1冊の本。東京大学名誉教授 林周二氏の著書『流通革命』がきっかけに起こったある出来事でした。

本書の中で表現されている「問屋無用論」という説を、当時のマスコミは大量生産や大量販売の体制になると小規模卸売業や小規模小売業は消滅すると捉えたことにより、ピップに限らず卸売業全体に激震が走り危機が叫ばれるようになったそうです。松浦氏によれば林氏が伝えたかったのは別の視点ではないかと語りますが、当時はこの説が経営戦略を変える程の影響力を持っていたと言います。

この転機を迎えてからというものピップは小売部門を強化することに踏み切り、1967年にピップ初となる企画室が新設されることになります。この部門から今も愛されるヒット商品が次々と生まれることになりますが、さて、記念すべき初のヒット商品は一体なんだったのでしょうか。これには知花さんも「知ってます!」と口元を綻ばせていました。

 

■松浦由治(まつうら・よしはる)さん
1958年東京都大田区育ち。早稲田大学卒業後、84年三星堂(現Paltac)入社。物流・営業・人事を経験。88年ピップフジモト(東京)入社後、89年米国P&Gでセールスアシスタント修行。92年東京に戻り業務改革・小売・商品開発・卸等を指揮し、2005年社長就任。10年東西事業会社の合併でピップ副社長。18年社長就任。
「ピップエレキバン」のTVCMで1980年に樹木希林さんと当時の会長(横矢勲氏)のロケ地、北海道比布町との縁を今も続けており、18年8月第一号の比布町応援大使に就任。趣味は年間50ラウンド超のゴルフ。スポーツ特にアイスホッケー観戦。広島東洋カープ応援暦45年。妻1人・息子4人。


「企業の遺伝子」は、当社代表 武田隆と知花くららさんが、さまざまな企業のキーパーソンをお招きし、お話を伺うことで、企業の遺伝子を探るFMラジオプログラムです。

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