ラジオ番組「企業の遺伝⼦」 2018.03.12

ラジオ「企業の遺伝子」Vol.154放送スタートしました(ゲスト:株式会社柏屋 本名善兵衛氏・第2週目)

弊社代表 武田隆がパーソナリティを務めるFMラジオプログラム「企業の遺伝子」、株式会社柏屋 本名善兵衛氏をゲストにお迎えした第2週目の放送がスタートしました。

今回は、柏屋の転機について伺いました。

創業からの166年で幾度も転機を経験してきた柏屋。なかでも、本名さんにとって特に印象に残っているのはどのようなエピソードなのでしょうか?

「たくさんありすぎて何をお話ししたらいいかわからないぐらい」と言いながらも本名さんが挙げてくださったのは、父である先代が開発した「包あん機」のこと。昭和20年代、戦後復興とともに看板商品の薄皮饅頭が飛ぶように売れた時代に、職人に代わって饅頭をつくることができないものかと試行錯誤を重ね、10年がかりで世界初の饅頭製造ロボットを開発したのだそうです。

ただし、話はここで終わりません。家訓のひとつに「暖簾は革新」を掲げる柏屋らしく、父から暖簾を受け継いだ当代・本名さんは、職人の手による饅頭の味を超えるべく、8年かけて包あん機をさらに進化させることに成功しました。「手づくりでは絶対に実現できない品質」と本名さんが太鼓判を押すこの包あん機、いったい何がどう進化したのでしょうか?

■本名善兵衛(ほんな・ぜんべえ)さん
株式会社柏屋 代表取締役
1955年2月14日生まれ。福島県出身。2012年本名幹司から「五代目善兵衛」を襲名(改名)。1983年株式会社薄皮饅頭柏屋入社。1986年に発生した「8.5水害」を機に31歳で株式会社柏屋(社名変更)代表取締役社長に就任。代々初代(だいだいしょだい)の家訓を信条に、積極的に新商品や市場開発に取り組む。手作りよりおいしい薄皮饅頭を作るために「KDSライン」と呼ばれる製造システムの開発に成功し業績を伸ばす。2011年3月11日に発生した東日本大震災を社員と共に乗り越え現在に至る。


「企業の遺伝子」は、弊社代表 武田隆と春香クリスティーンさんが、さまざまな企業のキーパーソンをお招きし、お話を伺うことで、企業の遺伝子を探るFMラジオプログラムです。

音声コンテンツは、JFN公式スマートフォンアプリ「JFN PARK」でお聴きいただけます。
お使いのアプリストアからダウンロードの上、お楽しみください。

▶ポッドキャストはこちら
▶放送局、放送時間はこちら