ラジオ番組「企業の遺伝⼦」 2017.06.26

ラジオ「企業の遺伝子」Vol.117放送スタートしました(ゲスト:株式会社松翁軒 山口喜三氏・第1週目)

弊社代表 武田隆がパーソナリティを務めるFMラジオプログラム「企業の遺伝子」、株式会社松翁軒 山口喜三氏をゲストにお迎えした第1週目の放送がスタートしました。

 

第1週目となる今回は、松翁軒の成り立ちについてお話を伺いました。

松翁軒の創業は江戸時代中期の1681年。南蛮文化が花開く長崎の地に、初代・山口屋貞助がカステラや砂糖漬けをはじめとする南蛮菓子店を構えたことが始まりです。

それまでのお菓子といえば、水菓子やまんじゅうなど植物性の原料を使ったものばかり。そこへ登場したカステラには、卵や砂糖といっためずらしい材料が使われており、当時の人々にとってはまさに画期的なお菓子でした。

ところでこの「カステラ」という名前、由来はポルトガルの「カスティーリャ」地方だとする説が一般的ですが、その他にもうひとつ、生地を泡立てたときの形からある英単語がなまったものだとする説があるそうです。さてその英単語とはいったい?

■山口喜三(やまぐち・きぞう)さん
1962年長崎市生まれ。立教大学経済学部卒業後、和菓子店で菓子職人修業を経て、1991年「松翁軒」に入社する。1994年には、スペインで長崎カステラの製法を公開伝授し、450年ぶりにカステラの里帰りを果たす。2007年、戦前に店頭から姿を消していた江戸時代の高級カステラ「五三焼」を復活させる。2009年に11代目当主となり、2011年「カステラ文化研究会」を発足する。2012年の同研究会では坂本龍馬のレシピに則り、引釜を使った炭焼きによって「龍馬のカステラ」を再現させた。2015年から冊子『よむカステラ』の発行人を引き継ぎ、カステラ文化を長崎から発信している。


「企業の遺伝子」は、弊社代表 武田隆と春香クリスティーンさんが、さまざまな企業のキーパーソンをお招きし、お話を伺うことで、企業の遺伝子を探るFMラジオプログラムです。

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