ニュースリリース 2014.08.19
報道関係各位
編集工学研究所とエイベック研究所が共同プロジェクト
松岡正剛監修、編集工学をソーシャルメディア分析に適用。
「エディトリアル・テキストマイニング」を編集工学研究所と共同で提供開始。
2014年8月19日
株式会社エイベック研究所
株式会社エイベック研究所(東京都港区、代表取締役社長:武田 隆、以下エイベック研究所)は編集工学研究所(東京都世田谷区、所長:松岡 正剛、以下編集工学研究所)と協業し、松岡正剛氏率いる編集工学研究所が培って来た編集工学の方法をコミュニティに蓄積されたビッグデータに適応し、データに潜む物語を導きだす「エディトリアル・テキストマイニング」ソリューションの提供を開始致します。
松岡正剛氏は「マーケティングとは市場とのコミュニケーションであり、その編集である。そこにはリサーチとプロモーションという両輪がつねに回っているが、両者をつなぎ合わせるのは極めて難しい。しかし、コミュニティ・データの蓄積から編集によって『物語』を浮上させ、意味の束を取り出せるようになれば、両輪を結ぶことができる。コミュニティと編集工学の組み合わせは、企業のマーケティングにおいて新しい視座をもたらすものになるだろう。」と指摘しています。
本サービスのレポートにより、ビッグデータに物語を補完し、企業が顧客と共創(コ・クリエーション)していくコミュニケーションについての仮説を得る事が可能となります。
■背景
昨今のスマートフォンやタブレットをはじめとしたデジタル機器の進化・普及、ソーシャルメディアの多様化・発達により、企業は、消費者の購買行動に関するビッグデータを容易に取得できるようになりました。しかし、「データの蓄積からだけでは、たいした内容は読めませんね。幾つかのストーリーを入れて、どうしたらいいのかということを考えなければならない。つまり、物語もなく、仮説もないようなビッグデータ分析はほとんどダメだということです」(出展:ITmedia×東洋経済オンライン)と編集工学研究所 所長の松岡正剛氏が言及しているように、データを取得する環境は発達したものの、そのデータから有用な意味を読み取るための手法はまだまだ未成熟であると言わざるをえません。
そこで、物語と仮説を補完し、ビッグデータが価値を生み出せるよう、エイベック研究所では、編集工学研究所と協同で、編集工学的手法の消費者コミュニティへの応用実験を進めてきました。
■特徴
■提供サービス
コミュニティに投稿されるユーザーのコメント集め、それらをある見方や方法によって崩して分類し、情報をやわらかくしていきます(=1次編集)。それらを相互に関連づけることで、より多様な発見や気づきを導き出し、仮説を立てていきます(=2次編集)。編集結果をレポートという形で納品します。
■編集工学研究所の「編集プラットフォーム」
■料金プラン
エイベック研究所の消費者コミュニティサービスAvec18.0導入されている企業限定
1レポート 50万円
■編集工学研究所 会社概要
社名 | :株式会社編集工学研究所<http://www.eel.co.jp> |
---|---|
本社所在地 | :東京都世田谷区赤堤2-15-3 |
設立 | :1987年 |
代表取締役社長 | :野村育弘(のむらやすひろ) |
代表取締役所長 | :松岡正剛(まつおかせいごう) |
事業内容 | :編集工学の基礎研究およびその応用と実践/イシス編集学校の企画・開発および運営/編集工学を応用した各種事業 |
■株式会社エイベック研究所 会社概要
社名 | :株式会社エイベック研究所 <http://www.aveclab.com> |
---|---|
本社所在地 | :東京都港区虎ノ門5-11-1-1001 |
設立 | :1996年 |
代表取締役 | :武田 隆(たけだ たかし) |
事業内容 | :消費者コミュニティの開発/運営/コンサルティング |
エイベック研究所はこれまでに、東証一部上場売上TOP100社(BtoC企業)の37%、累計300社のマーケティングを支援している、ソーシャルメディア構築市場トップシェア(矢野経済研究所調べ※)の企業です。※2010年企業運営型BtoCコミュニティサイト構築におけるパッケージ・ASPメーカー出荷金額ベース(株)矢野経済研究所調べ 2011年8月現在
■本件に関するお問い合わせ先
株式会社エイベック研究所
広報室
TEL:03-5733-0023
FAX:03-5733-0024
mail:avec-pr@aveclab.com